Örvar Þóreyjarson Smárason
Gunnar Örn Tynes
Yesterday Was Dramatic – Today Is OK(2001)
Finally We Are No One(2002)
Summer Make Good(2004)
Go Go Smear the Poison Ivy(2007)
Sing Along to Songs You Don't Know(2009)
Smilewound(2014)
múmという名に深い意味は無く、2頭の象が鼻を絡めあう姿をモチーフにしたとされている。かつてはギーザ・アンナとクリスティン・アンナの二人が双子のボーカルとして活動していたが、2002年にギーザが、2006年クリスティンが脱退。同郷のビョークやシガー・ロスとの交流も深く、ファットキャット・レコーズや、モール・ミュージックなどのレーベルから音源をリリースしている。
人の声やドアの開閉音などの生活音をサンプリングしたエレクトロ・ビーツと、アコーディオンやメロディオン、グロッケンシュピールなど様々な生楽器の奏でる旋律とが産みだす、風変わりで手作り感のあるエレクトロニカ・サウンドを特徴としている。また、年齢不詳なギーザとクリスティンの女性ボーカルが牧歌的なイメージを一層強くしている。
作品的には、ギーザとクリスティンの脱退までのどこか幻想的で浮遊感のある『Yesterday Was Dramatic - Today Is OK』から『Summer Make Good』までと、リズミカルで幼少期の回想を窺える様な内容を持つ『Go Go Smear the Poison Ivy』以降の作品とで活動期を分けることが出来る[1]。